65歳の会社員ならポスティングの副業バイトで3万稼げれば十分っしょ?

大学を卒業以来、映像やデザインの仕事を中心にフリーランスで仕事をしてきました。最近はITの発達で自宅での作業が増えたために常に運動不足が気になっています。現在、65歳で健康管理が気になっています。

 

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年齢を問わずサラリーまでも稼げた副業はポスティング

 

㈱イズムという会社でポスティングの副業アルバイトをしました。ポスティングとはチラシを各家庭のポストに配布する仕事です。

 

このアルバイトには簡単な試験があります。講習を受け、その内容を理解しているかどうかをペーパー試験で行います。

 

1割程度は落ちるという話です。毎週、10種類前後のチラシが自宅に送られてきます。

 

それを講習で習ったルールどおりに家庭ごとにひとつにまとめます。チラシには大きさや縦横表記など色々な種類のものが含まれていますから、それを郵便受けに入れやすくする、読みやすくする工夫がなされています。

 

私は500件ほどを担当しましたが、そのチラシをまとめる作業で1日かかりました。簡単にいうと5000枚前後のチラシを500組にまとめる作業です。

 

これを各家庭に配布します。かなりの重量になるので、私は1日に3、4時間をかけて2日程度で配ります。

 

つまり週に1回、終日ではありませんが3日程の時間を費やすことになります。

 

配布時間も指定されています。基本的には日の出から日没までの時間帯がそれです。深夜に配ることや雨天の時のポスティングは禁止されています。

 

やはり、ポスティングは時間帯によっては不快なものとされるようです。

 

ポストには「広告を入れないでください」と張り紙がしてあるものがあります。ここへ入れるとクレームがチラシ配りを代行している会社ではなく、クライアントに直接来ることになるので注意が必要です。

 

このルールを守らないと一発解雇もあり得ます。この苦情を処理するのはかなり面倒なようです。

 

ポスティングエリアは細かく指定されていて、この指定されたエリアに配布されたかどうかを確認するパートさんがいるケースが多いようです。

 

配るアルバイト、配られているかどうかを確認するバイトが存在することになります。

 

アルバイト代はチラシの枚数によって毎回、異なりますが1回の配布で大体が5千円前後です。配布するために歩く距離は1万歩程度です。

 

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ポスティングのバイトは60代以上が多く稼ぎやすい

 

若い人も多いアルバイトですが、現役を引退した60代の世代が多いアルバイトです。これはポスティングに要するウォーキング量が適度な運動量だからといえます。

 

毎週送られてくるチラシを配るために1万歩程度のウォーキングと思えば健康管理のようなものです。むしろ、ウオーキングをして給金をもらえるといった感じさえします。ただし、複数のチラシを各家庭ごとに一つにまとめる作業は意外に面倒です。

 

この作業には細々としたルールもあり、これが面倒で辞める人が多いようです。また、配布するチラシが自宅に送られてくる曜日や配布する期日が決められているので、一週間の予定が立てやすいこともメリットです。

 

芸能人が売れない時代にポスティングのアルバイトをやることが多いという話を聞きましたが、週の仕事のスケジュールは決められていますが、1日のスケジュールの管理は任されているので、意外と自由度が高いことがあるのだと思います。デメリットは休みが取りづらいことです。

 

これは定期的にチラシを配布するこで効果を期待するクライアントや期間限定の割引券などをチラシに印刷しているクライアントもいるためだと思われます。

 

ポスティングには配布する時間帯が決められているので、夏季等は熱中症対策もしなければいけません。

 

一番大変だと感じたのは台風シーズンや梅雨の季節です。基本的に雨天の配布は禁止されていますから、空の様子を見ながらタイミングを見計らって配布を行わなければなりません。

 

このタイミングを狙う時間も束縛されているわけですがもちろん給金の対象にはなりません。ポスティングを完了すると電話で報告する義務があります。

 

きちんと配られているかを会社は電話での報告によって確認するためですが、担当によっては初めから疑いをもって対応する人もいて不快になることもあります。

 

仕事の量自体が決められているので稼ぐためのコツというのは存在しませんが、チラシを配布するコースは慣れてくる事で時間短縮は可能です。