月収5万!漫画家のアシスタントバイトを探し方と内容とは?

35歳既婚女性です。現在は主婦業の空いた時間に、近所のスーパーでレジ打ちのアルバイトをしております。副業をしていた当時は個人経営の工務店で正社員の事務員として働いておりました。今回は在宅で稼げた面白いバイトを一つ紹介します。

それは、漫画家の作画アシスタントの副業バイトで、月収5万円前後になりました。

漫画アシスタントバイトの仕事を探せたきっかけ

もともと若い頃は漫画家を目指していたこともあり、SNSで同じような趣味の方や、実際にプロで活躍中の漫画家さんと知り合い、お話しすることを楽しみにしていました。

私は田舎住まいなのですが、お話していくにつれ一人の漫画家さんが隣町にお住まいであることがわかりました。

現在は漫画家さんの多くはデジタルで作画されていると言う事ですが、まだその漫画家さんはデジタル漫画を導入されておられませんでした。

デジタルでの作画でしたら、遠方に住むデジタル作画のできるアシスタントさん、通称デジアシにインターネットを経由して作画の手伝いお願いすることができます。

私の知りあった漫画家さんはデジアシさんに作画の手伝いもお願いできず、地方の田舎在住のため近くに作画の手伝いのできる人材もおらず、慢性的なアシスタント人材不足に悩んでおられました。

私は一度は漫画家を志したものの挫折して当時は工務店の事務員として働いておりましたので絵を描くことからはしばらく遠ざかっておりました。

ですが、漫画家と言えば締め切りです。

その知り合った漫画家さんも締め切りに追われ、ある日の深夜SNSで私に直接助けを求めてこられたのです。

プロの仕事を助けるほどの絵心に自信がないとはじめはお断りしたのですが、簡単な作業をするだけだから!と、強く押し切られ指定されたコンビニで待ち合わせ、食べ物など必要な物資を調達後漫画家さんのお宅で作業することになりました。

言われていたとおり、作業内容は簡単でインクを乾かしたり、指定された箇所を黒く塗りつぶしたり、消しゴムをかけたりするだけでした。

それでも憧れの漫画家さんの作業に実際に携われたことに感動をを覚えました。

副業として漫画のアシスタントをやるとこうなる

漫画家さんからの突然の呼び出しから徹夜での作業となった私でしたが、先ほど申しましたとおり当時は会社員として働いておりましたので、当然夜が明けるとともに準備をしていつも通り出社しました。

その日1日は眠くはあったのですが不思議と元気に仕事をしていたように覚えています。

眠さと疲れを超えてランナーズハイのような状態になっていたのだと今では理解しています。

それからその漫画家さんからのお呼びも増え、私の休みの土日はもちろん締め切り前には仕事終わりから駆けつけて徹夜で手伝い、朝はそのまま会社に出社することもありました。

段々と作業に慣れてきた私への漫画家さんからの注文も増え、気がついたら簡単な背景や小物、背景の中の人影(モブと言います)を任されるまでの信頼を得ることができました。

その頃には私としてもとてもやりがいを感じて作業していたことを覚えています。

幸い、私が勤めていたのは個人営業の工務店だったので厳しい副業禁止の規則も無く、上司には業務にさしさわりの無い程度でならと、漫画家アシスタントを続けることへの会社からの許可もいただきました。

それから1年ほどアシスタントを続けていました。

もともと夢見ていた漫画家の世界なので楽しかったことの方が多いのですが、やはり会社勤めとの両立は大変でした。

当時は若く体力もあったのでできたのだと思います。

副業の疲れのために会社でミスをするわけにいきませんから、徹夜明けなどは特に気をつけて業務を行っていました。

楽しくてやっていたことなので特にきついと感じることは少なかったですが、自分も昼間の仕事で疲れて体力は底をつきかけているのですが、締め切り前の漫画家さんを励ましたり、雰囲気を盛り上げたり、今思えばよくやっていたもんだなと思います。

社会人としての本業を疎かにせず、副業を持つことは思っている以上に大変なことです。
体に無理が出ないスケジュール管理など工夫が必要だと感じました。