マイナンバーで副業ばれる?手渡し現金に潜む罠

今副業を考えているサラリーマンやOLさんの中で最も怖いのがマイナンバー制度の導入ではないでしょうか?

 

特に夜の商売。キャバクラ,メンズサロン,リフレ,ガールズバーなど現金が半分ぐらい手渡しでやっていて、バレないと思っていた人が今回の制度改定で摘発対象になるのかもしれないので恐ろしいですね(-_-;)

 

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実際に脱税の何が恐ろしいかというと、過去に申告しなかった納税金額に対して、消費者金融並みの罰金が科されるということです。

 

ちょっと怖すぎるので事前に知っておきましょう。マイナンバーに入っていても、自分は関係ないと思うなかれです!

 

店の売り上げから推測されて摘発対象に?

まず、どこから確定申告をしていないのか?虚偽申告の可能性を疑われるのか?というと大体は店全体の売り上げです。高額なお酒が落ちているのに、そこで働く人の確定申告のお金が緩い場合などは一目瞭然ですね。

 

おそらく、顧客からのプレゼントを現金化しようとしても、その際にマイナンバーで足がつく可能性もある。

 

手渡しだから、商品だから関係ないという甘い思い込みで、確定申告をおろそかにするとあとで怖いことになると思います。

 

自分は国税のチェックの話を聞いたことがありますが、摘発しようとした場合はかなり入念な下調べをして、店の前の客を観察。タクシーの台数を数えるなど徹底してやると聞きました( ;∀;)

 

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マイナンバー制度で副業はむしろ健全化?

ただ、逆にメリットもあって、マイナンバーを制度が始まってきちんと確定申告をなされるようになると、違法な店が摘発され、税金の不平等性も改善されるともいわれています。

 

昔からOLやサラリーマンは100%とられ、自営や農業はザルと言われていましたし、税金が平等になることは悪いことではないと思います。

 

副業に関しても、会社で絶対の禁止事項でない限りはこれを機に認めざるを得ない会社も増えていき、海外のように余った時間の副業がどんどん可能になるかもしれません。

 

不動産や、株式、FXの勉強にかける時間や投資は副業と言わないのに、ちょっとしたアルバイトだけが禁止されるのはどうしてもおかしな話。

 

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転職がキャリアになることがあるように、副業もキャリアアップの手段として認められるようになるかも知れません。

 

とにかく、後ろめたさをなくして健全に働くチャンスが増えることを祈るばかりです!夜の副業やバイトをやっている方も、そろそろ本格的に確定申告の勉強をした方がよいかもしれませんね!


サラリーマンの副業バイトはなぜばれてしまうのか?

正社員のサラリーマンで副業で働いていたことが会社にバレて大変だったという話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、なぜ掛け持ちのアルバイトがバレるということが起きるのでしょうか。

 

会社で住民税を給料天引きの特別徴収を行っていると、毎年5月の連休が終わったころに各市町村から社員の住民税の通知が会社に届く仕組みになっています。

 

本業とは別に所得がある場合、その書類で、会社が支払った給料よりも多いことが担当者にばれてしまい、そこから掛け持ちで収入を得ていることが判明してしまいます。そのため、書類面でばれなくする方法はありません。

 

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2か所以上から収入を得ている場合は、確定申告が必要となりますが、この際住民税の納付方法を選ぶことが出来ます。この納付方法が、給与所得の場合本業でも副業でも選択することが出来ず特別徴収となってしまいます。

 

自営業などで住民税を収入から自動で天引きできない人に関しては市から送付される納付書を用いて住民税を支払うのですが、これを普通徴収と言います。

 

この普通徴収に切り替えれば分からないのではないかと考える人もいるのですが、普通徴収にする場合も確定申告で合算された給与所得に対して税金の計算がされるため今まで特別徴収にしていたにも拘わらず急に普通徴収にしたら怪しまれる原因となります。

 

 

役所に頼めばアルバイト分だけ普通徴収にしてくれる場合もあるそうですが、そういった場合でも、特別徴収している本業として働いている会社に通知だけ届く場合もあるとのことで、やはりばれてしまう可能性が高くあります。

 

副業のアルバイトが20万円以下の場合は確定申告をしなくてよいということにもなっていますが、住民税に関しては本業と副業を合算して本業側に通知されるため結局同じこととなります。

 

そのため、正社員でアルバイトが禁止されている会社で働いている場合、給与所得が出る箇所で副業を行う事はやめましょう。

 

とはいえ、月々のお金が足りないと思っている人もいるかもしれません。そのような方は、給与所得以外の収入を得るようにしましょう。

 

例えば、株式売買で利益を出したり、ネットオークションでお小遣い稼ぎをしたりといった具合です。


副業と日払いバイトの確定申告は要注意!

普段アルバイトをしていると税金の事をあまり気にせずアルバイトを行っている場合がとても多いと言えますが、知らないと損してしまったり知っていると得をしたりする場面がとても多いためしっかりと確認しておくようにしましょう。

 

サラリーマンやOLさんも会社が普段は税金対策をやってくれるので意識をしませんが注意して下さい。

 

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基本的には全ての労働形態に対して税金はかかります。労働したことによる対価として報酬を得た場合、全て課税対象となることを把握しておきましょう。

 

収入が年間103万円を下回る場合は課税免除となります。年間で103万円を下回るような給料の場合は税を支払う必要がありませんので、自分の給料が年間どのくらいあるのか確認しておくようにしましょう。

 

また大学生である場合は年間130万円までの収入に対しては無課税となります。勤労学生控除というものがあるため、学生の方が一般の人よりも非課税の金額が高いのです。ただし、この金額を超えた収入がある場合は課税対象となりますのでしっかり払う必要があります。

 

そのため即日支払いのバイトをしていたとしても一般の人は103万円以上、大学生の場合130万円を超える収入があった場合課税対象となります。また日払いの場合は源泉徴収されたお金が通常よりも高くとられる場合があります。

 

多く支払いすぎた源泉徴収分のお金は年末に自分で確定申告を行うことで返還されるので、しっかり自分で確定申告を行うようにしましょう。

 

日払いの仕事や即日払いの仕事の場合、派遣会社が関わって仕事をあっせんしているのですが、派遣会社は年末調整を行うことはありません。

 

仕事の日給からあらかじめ差し引かれた所得税源泉徴収分に関しては、徴収された所得税を還元してもらうために確定申告を年末必ず行うようにしましょう。

 

2016年度も確定申告も早めに見よう!

確定申告書の作成方法については国税庁のホームページに詳しく載っているので自分でしっかり確認するようにしましょう。

 

確定申告は申告の期間や期日が決まっているため期日に間に合わずに払いすぎた税が戻ってこなかったということにならないように面倒でもしっかり期日を確認して申告を行うようにしましょう。

 

サラリーマンの場合は年間20万円以上の副業収入がある場合確定申告が必要となりますので気をつけましょう。

 

雑所得扱いとして申告を行うのが一般的ですが、収入が多い場合については事業所得として計算されます。