研究職向けの隠れバイト!博物館の仕事内容と感想を書き残す!

こんにちは!私は日本文学を専攻している大学院生です。会社員経験を経た後作家事務所に所属して文筆業を請け負う傍ら、派遣バイトで色々な場所へ行き、沢山の人と話して経験値を上げようと奮闘中です。

 

私がしていたアルバイトは、井の頭線沿線にある博物館での史料整理です。これは研究職の人にピッタリの副業バイトだと思うので紹介します!!

博物館の資料整理バイトの内容とは?

大学教師をしている身内のコネで声を掛けてもらったことがきっかけで、三年間、二~三か月間から参加可能な日を選んでその日に出勤するという方式で勤務していました。

 

私は当時文学部生でしたが、社会人大学院生の方もいらっしゃいました。

主な仕事内容としては、博物館向けに寄贈されて収蔵庫に収められている史料(歴史の資料のことをこう書くんです)を計測し、書いてある情報などを記入欄付きの封筒に書き写し、ひとつひとつ保管していく…という簡単な作業です。

単純な整理作業といった印象ですし、自分のような一人前の学芸員ではない人がやってもいいのだろうか…?

とも思いましたが、関係者の方からすると手の回らない仕事ということでとても助かるそうです。

私が参加した時の仕事場は学生さんオンリーでしたが、担当者さんや館長さんにお話を伺ったところ、主婦の方々が参加していらっしゃる日もあるそうです。

注意事項としては、史料の扱いをとにかく丁寧にということが第一となっています。

封筒に史料の詳細を記入する際には芯が折れて飛ぶことのないように、シャープペンシルではなく鉛筆を使用します。

消しゴムのかすは随時綺麗に片づけ、史料を採寸するメジャーも、金属ではなく紙のものを用意してくださいます。

服装や化粧に関しては、こちらも史料に引っかかったり汚してしまったりしない限りは自由です。私も仲間も皆私服で勤務していました。

毎回4~5人でのチームワークではありますが、歴史学や博物館学が好きな人は基本的に柔和な方が多いので、挨拶をして笑顔や助け合いを忘れないようにすれば特に問題はないかと思います。

近世~近代までの幅広い史料があるかと思いますので、好き/得意な時代などお互いに知っておくといいかもしれないですね。

博物館バイトの大変なところと楽しいところ

きつい所は、ときどき史料に書かれているくずし字を解読しなければいけなかったところです。

専用の事典があり、チームの皆で相談しながら作業できますが、字が汚い史料の場合だと誰も読めずにもやもやした気持ちが残ります…。

また、基本的に机を囲んで黙々と作業をしますので、デスクワークが向かない方にはあまりおすすめできません。

博物館の仕事をする以上史料が第一となりますので、劣化させてしまわないように常に手を清潔にし、史料に合わせた空調の中で過ごします。

無くなってしまったらそれきりなので、緊急時も史料を守るようにしなければいけません。収蔵庫にも案内して頂けましたが、一面に史料がある部屋なのでとても緊張したのを覚えています。

楽しかったこととしては、やはり当時の面白い記録を多く見て触れられることです。

一番面白かったのは法螺貝で、本当にこんなものがあるんだ!と仲間と興奮してわいわい騒ぎながらメジャーで計測したり、史料カードに法螺貝、白色、破損なし…などと記入していました。

その他にも買い物をした時のレシート(勿論手書きです)やコレクターが集めた色や絵柄とりどりの切手コレクション、もうすぐ旅行から帰る旨を親族に宛てた手紙が出てくることも…このような庶民的なものはやはり親近感を感じて心温まりました。

このアルバイトがきっかけで、私はその後大学で学芸員の単位科目を受講し、資格を取得しました。実習の時もこの博物館でのアルバイトの経験が役立ち、物怖じせず史料に当たれるようになりました。

博物館バイトの探し方は?

求人誌やインターネット上にはあまり載っていないアルバイトなので、博物館関係の方や大学時代の教授などで仲の良い方がいらしたら積極的に相談するのが良いと思います。

史料に害をなさないようにだけ気をつければあまり体力を消費することもなく、副業としてとてもおすすめの隠れアルバイトだと思います。

地味な作業ではありましたがとても楽しく、また最終日には館長さんからコーヒーとドーナツを振る舞って頂きました。


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